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STEP1 発声の仕組みを知る

ラヴちゃん

息をただ吐く時声を出す時はどう違うの?

よだちゃん

発声の仕組みを正しく理解することは、歌を上達させていく上でとても大事だから解説していくね。

発声の仕組み

  1. 吐いた息で
  2. 声帯がパタパタと振動して(=声帯振動という)
  3. 声の原音(=声帯原音という)が生まれる。
  4. 声の原音は声道を通過して共鳴し
  5. 発音器官(舌、歯、唇、顎など)を介して
  6. 空気を伝って外部に流れていきます
よだちゃん

ちなみに、声帯の長さは性別や年代によっても違うんだ。他にも、声帯の厚みや弾力性、体の構造も違っているから、人によって声が大きく異なるんだ。

一般的な声帯の長さ
子供大人
女性0.7センチ程度1.5〜1.9センチ程度
男性0.8センチ程度1.7〜2.4センチ程度
ラヴちゃん

子供や成人女性のように声帯が短いと地声が高かったり、逆に成人男性のように長いと地声が低くなる感じ?

よだちゃん

いい着眼点だね。ただ、実際に声の高さを決めてるのは、声帯の振動スピードなんだ。

声の高さと声帯振動スピードの関係
声帯振動が速い声帯振動が遅い
声の高さ高音低音
ラヴちゃん

声帯振動スピードが速いと高音になって、遅くなると低音になるの?

よだちゃん

正解!じゃあ、どうやって声帯振動のスピードが調整されているか解説するね。

  1. 筋肉に声帯が引っ張られて
  2. ピンと緊張した状態になると
  3. 声帯の接触面が狭くなります。(ヘアゴムをイメージしてください)
  4. この状態で発声すると高い声が出ます。
  5. 逆に筋肉がゆるんで声帯が縮むと
  6. 声帯の接触面が広くなります。
  7. この状態で発声すると低い声が出ます。
声帯の状態と声帯振動の関係
声帯振動が速い時(高音時)声帯振動が遅い時(低音時)
声帯の厚みは薄い状態厚い状態
声帯の接触面は狭い状態広い状態
声帯の長さは長い状態短い状態
声帯の筋肉は緊張した状態弛緩した状態
よだちゃん

ちなみに楽器の調音でよく使われる440Hzの標準音「ラ」はこんな感じ。周波数440Hzは、1秒間に440回振動してるってことだよ。

発声の原理のまとめ

音の高さは声帯振動のスピードで決まる

声帯振動が早いと高音になり、遅いと低音になる

音の高さの調節=声帯の長さと質量の変化+声帯の接触面の広さの差+声帯の振動パターンの変化+声帯の緊張度の差

おまけ(ただの呼吸時と発声時の違い)

ラヴちゃん

発声の仕組みはわかったけど、普通に息を吐いた時と何が違うの?

よだちゃん

発声時は基本的に声帯が閉鎖されている状態なんだけど、呼吸時は声帯が完全に開いている状態なんだ。発声の時に声帯が閉まっていないと、声が出づらかったり声枯れしやすいから、そのことも別の章で詳しく解説していくね。