ラヴちゃん
息をただ吐く時と声を出す時はどう違うの?
よだちゃん
発声の仕組みを正しく理解することは、歌を上達させていく上でとても大事だから解説していくね。
発声の仕組み
よだちゃん
ちなみに、声帯の長さは性別や年代によっても違うんだ。他にも、声帯の厚みや弾力性、体の構造も違っているから、人によって声が大きく異なるんだ。
一般的な声帯の長さ
| 子供 | 大人 | |
|---|---|---|
| 女性 | 0.7センチ程度 | 1.5〜1.9センチ程度 |
| 男性 | 0.8センチ程度 | 1.7〜2.4センチ程度 |
ラヴちゃん
子供や成人女性のように声帯が短いと地声が高かったり、逆に成人男性のように長いと地声が低くなる感じ?
よだちゃん
いい着眼点だね。ただ、実際に声の高さを決めてるのは、声帯の振動スピードなんだ。
声の高さと声帯振動スピードの関係
| 声帯振動が速い | 声帯振動が遅い | |
|---|---|---|
| 声の高さ | 高音 | 低音 |
ラヴちゃん
声帯振動スピードが速いと高音になって、遅くなると低音になるの?
よだちゃん
正解!じゃあ、どうやって声帯振動のスピードが調整されているか解説するね。
声帯の状態と声帯振動の関係
| 声帯振動が速い時(高音時) | 声帯振動が遅い時(低音時) | |
|---|---|---|
| 声帯の厚みは | 薄い状態 | 厚い状態 |
| 声帯の接触面は | 狭い状態 | 広い状態 |
| 声帯の長さは | 長い状態 | 短い状態 |
| 声帯の筋肉は | 緊張した状態 | 弛緩した状態 |
よだちゃん
ちなみに楽器の調音でよく使われる440Hzの標準音「ラ」はこんな感じ。周波数440Hzは、1秒間に440回振動してるってことだよ。
発声の原理のまとめ
音の高さは声帯振動のスピードで決まる
声帯振動が早いと高音になり、遅いと低音になる
音の高さの調節=声帯の長さと質量の変化+声帯の接触面の広さの差+声帯の振動パターンの変化+声帯の緊張度の差
おまけ(ただの呼吸時と発声時の違い)
ラヴちゃん
発声の仕組みはわかったけど、普通に息を吐いた時と何が違うの?
よだちゃん
発声時は基本的に声帯が閉鎖されている状態なんだけど、呼吸時は声帯が完全に開いている状態なんだ。発声の時に声帯が閉まっていないと、声が出づらかったり声枯れしやすいから、そのことも別の章で詳しく解説していくね。


